今回はzabbixのconfigure/makeを行います。
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cd zabbix-2.0.5 |
その後configureする訳ですが、いくつかのオプションがあります。
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--enable-server サーバー機能をオンにする --enable-agent エージェント機能(クライアント側)の機能をオンにする --enable-java Zabbix Java gatewayを有効にする(JMX監視の時など) --with-mysql mysqlを有効にする --with-libcurl libcurlを有効にする(WEBサイトのhttp監視などで利用します) |
他にも./configure -helpでオプションが出てきますので、必要なものを付けましょう。
何度でもトライ出来るので間違っても気にせずに。
例えば下記でconfigureしてみます。
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./configure --enable-server --enable-agent --enable-java --with-mysql --with-libcurl |
下記のメッセージが出現したら、その通りmake installしてあげましょう。
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*********************************************************** * Now run 'make install' * * * * Thank you for using Zabbix! * * * *********************************************************** |
installする事で、概ね下記のファイルがコピーされるかと思います。
/etc/rc.d以下に起動用スクリプト
/usr/local/share/zabbix/以下にalert用のスクリプトなど
/usr/local/etc/以下にzabbix用のconfファイル郡
/usr/local/sbin/以下にzabbix用バイナリ
/usr/local/etc/zabbix_server.confや/usr/local/etc/zabbix_agent.confなどを
眺め、確認し、一通りどのような記述があるか認識しましょう。
その後起動スクリプトを走らせ、server/agentを起動してみましょう。
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/etc/init.d/zabbix_agent start /etc/init.d/zabbix_server start |
エラーが発生した場合はメッセージにしたがって修正を。
もしくはconf内に書いてあるlogのメッセージの確認を。
成功すれば10050ポートでzabbix_agentが、10051ポートでzabbix_serverが待ち構えてます。
telnet localhost 10050などとして、tcpコネクションを受け付けているか確認するのも良いでしょう。
今回は以上です。
zabbixのお話はこちらにもあります。